【FGO】【史実】ラノベの主人公 ガイウス・ユリウス・カエサル:宝具・スキルの元ネタとなった逸話解説
ラノベ主人公カエサルの宝具やスキルの元になった伝説などを解説させていただきます。憶測や考察などが入っていますので気軽に見てください。
宝具 | クラススキル | 保有スキル |
黄の死:B+ 対人宝具 | 対魔力:C | 軍略:B |
騎乗:B | カリスマ:C | |
神性:D | 扇動:EX |

黄の死
「ブリタニア列王史」(ジェフリー・オブ・モンマスという歴史フィクション作家が書いた『たぶん無かった歴史』書です。)の中で、カエサルの愛剣として登場するのが、この「クロケア・モース」(Crocea Mors ラテン語で『黄色の死』を意味する)です。
この列王史はフィクションとするのが現代の定説ですので、カエサル本人がこの剣を持っていたかは正直謎です。
いや、剣は持っていたでしょうが果たしてこんな名前を付けていたかどうかが謎ですね
この剣には様々なバージョンがあり、ウェールズの言葉で
Angau Coch (赤き死)
Angau Glas (灰色の死)
などとも呼ばれています。……と、モンマスさんは書いています……(-“-;A …アセアセ)
モンマスさんの伝説によれば、ガリアを征服した後カエサルはブリテン島を支配しようとたくらみます
そこでカエサルは穏便に済ませようとブリテン島の服従を誓わせる手紙を送ります。
カエサル「手紙を書いた!手紙を送った!あとは返事を待つだけだ!!」
ブリテン王カッシベラヌス「うわぁ…出たよこの三段攻め………断ろ。」
カエサル「よろしい。ならば戦争だ」
こんなことがあったかはどうでもいいですが、手紙の返信内容は否定で帰ってきたので戦争になります
カエサルが進軍すると、ブリテン王カッシベラヌスの親族であるネンニウス王子の部隊と開戦になりました。
カエサルが振り下ろしたクロケア・モースはネンニウス王子の盾に突き刺さったまま抜けなくなりました。
カエサルは自分の剣を取り返すことができずに戦況のごたごたで結局紛失してしまいます。
ネンニウス王子は自分の剣をポイしてカエサルのクロケア・モースを奪いローマ兵を結構殺したそうです。
この後カエサルの軍は撤退し、勝者はブリタニア軍となりました。
しかしローマ兵も強いのでネンニウス王子も頭部に重傷を負い戦いの15日後に死亡してしまいます。
クロケア・モースはネンニウス王子とともに埋葬されてしまいましたとさ
おしまい。
これだけです
必殺技もビームも武勲もクソもないです
・カエサルが持っていました
・敵の盾に刺さってそのまま無くしました
・その敵とともに埋葬されました。
・という伝説そのものの真偽が定かではない
これだけ覚えてればダイジョウブ!👍

出典:TYPE-MOON Wiki この写真はユリウスが使っていたクロケア・モースです
クラススキル:対魔力C
クラススキルなのでまあ持っててもいいんですが、やっぱり何か理由があると思うんで妖精の話でもしようかと思います妖精と子供作ったりした色男です
対魔力と関係があるかわかりませんが、神秘系はあまり思いつかなくて
では妖精さんのお話をしていきましょう
カエサルは妖精さんと子を生しました
生まれた子供は「妖精王オベロン」
その名の通り妖精の王であり、ウェールズなんかではいまだに信じられている存在です
さて問題はその母親
つまりカエサルと一夜を共にしたとされる女性の名前です
「モルガン」
モードレッドのお母さんと同じ名前だなぁ……

出典:wikipedia
この写真はカエサルの子供オベロンと妖精女王タイターニアとの諍いを描いたものです。
妖精王といわれているだけあって絵ではイケメンに描かれていますね
クラススキル:騎乗B
これは女を乗りこなすスキルですねハイ冗談抜きに言ってもそうでしょう
何かに乗って成し遂げたという逸話は少ないです
しかし上記のブリタニア王列史では船団も率いてたりしますのでこのランクなのかな
クラススキル:神性D
金星の女神ヴィーナスの子孫ですし、彼の死後に神格化までされていますのでこのくらいのランクは持っていて当然でしょう保有スキル:軍略B
もうなぜAやEXでないのか聞きたいくらいの適正ですねメインの記事を見ればわかりまっせ
保有スキル:カリスマC
カリスマ性だけで見ればもっとランクが高くてもいいと思うんですが、やはり敵の多さや本人の女癖の悪さが響いてるんでしょうか?それともカリスマ性のほとんどがほかのスキルに持っていかれてしまっているとか?
言ってしまえばテロリストであるカエサルが、一国を収めるまでになったのですからもう少し高くてもと思います。
もしかしたらTYPEMOONwikiの説明にある「ローマ市民からの熱烈な支持とガリアでの功績」
のみに適応されているのかも?
保有スキル:扇動EX
説明不要ですわ彼は見方を変えれば国家転覆を狙ったテロリスト
そんなテロリストに将兵は着いていき、結果ローマはエジプトまでも平定した。
彼が色男なだけならこうはなっていなかっただろう
彼が裕福な家庭の出というだけではここまで来られなかっただろう
彼が切れ者だっただけならば今のローマはなかっただろう
彼の功績を支えた最強の異能と言っても過言ではない
それがこの「扇動スキル」である。

出典:wikipedia
この写真はエジプトのファラオであるクレオパトラを王座に座らせるカエサルの様子を描いたものです。
まとめ
もし彼が主人公のラノベが発売されたら主人公の異能は話術による精神干渉
ヒロインは数多の人妻
目指すはイスカンダルと同じ帝国の再臨
政治、陰謀、国家、知略が織りなす―――
国家転覆・人妻征服ファンタジー英雄譚!!
結構面白そうだけど、ヒロインが全部人妻じゃ売れないだろうな…